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Posted by ミリタリーブログ  at 

2018年04月08日

EMG SAI BLU リメイク編!

どうもっ!Mr. “ S ”ですっ

さて、とうとう3日間に渡って引っ張り続けたEMG SAI BLUシリーズも終盤ですね。

あの批判されまくったEMG SAI BLUがどう変わったか?
まずは全体画像をどうぞ!




どうでしょう?
どこがどう変わったかお分かりになりますか?

まあ、聞かれなくても嫌という程解説するんですがw

さて、では昨日のレビュー編と同じ順序で各部を見ていきましょう。

まずはスライドから。

このスライド、昨日言ったように造形そのものが若干実銃とは異なります。
で、これをなるべく完璧に再現する方法としては、どこぞのノーマルなスライドを切除加工し刻印したりせねばならず、多少なり時間がかかります。
え?NebulaのSAI BLUスライドセットのスライドならCNC削り出しで形状も良い感じだろって?
ところがどっこい、アレも微妙に形状がですねぇ(^◇^;)

えぇ、まあそんなわけで、散々言っといてなんなんですが、今回は(とりあえず暫定措置として)純正スライドをちょびっとイジってお茶を濁すことにします
( ̄▽ ̄;)

何処をどうしたかというと

1・各部コーナーカット追加工
2・スライドトップホール形状加工
3・スライド本体塗装
4・スライドシャーシ変更&バックプレートステップリング
5・エキストラクター塗装&研磨
6・リコイルスプリングガイド&リコイルスプリング変更
7・スライド内部一部研磨

と、このようにスライド側だけでかなりの手間がかかっておりますw

では、具体的にご説明していきましょう。

まずは、1・各部コーナーカット追加
そもそもコーナーカットというのは、最近のカスタムスライドでよく見られるデザインのひとつで、スライドの角を落とすことによりホルスターへの出し入れや、衣服、その他装備品への引っ掛かりを少なくしたり、加工箇所によっては銃そのものの稼働効率の向上にも繋がるコンセプトです。

特にSAIのスライドワークはこのコーナーカットが徹底的で、よく見ないとわからないレベルのコーナーカットが無数に存在します。

その中でもAirsoft用スライドで忘れられることが多いのがこの赤線の二箇所。
誰が見ても分かるスライド上部ナナメのコーナーカットの側に1mm以下で刻まれたコーナーカット。(こんなん気にすんのほんと俺だけなんじゃ。。。)
そして、スライドとフレームの隙間のコーナーカット。

ほんと、この二箇所は盲点というか、誰も見ないし気にしないというかw (しかし最近のGunsModifyのSAIスライドは再現できてた!スゴイ!)

まあ、そんなわけで当然再現されてなかったので自分で加工。
実銃に準拠した幅で加工したので、圧縮した画像では判別不可と思い敢えて画像は載せてませんが、そこは皆さんの脳内イメージで補完してくださると助かりますw

お次は、2・スライドトップホール形状加工

これも読んで字のごとくと言いますか、昨日言ったように実銃と比べ形状に差があったので、フリーハンドでなるだけ寄せてみました。
若干幅が広がり、角がラウンドを帯びたのがわかるかなぁ、と

3・スライド本体塗装


流石にこのスライドにDLCコートはアレなので、なるべく似た色味で塗装して見ました。
少なくとも元々の安っぽいグレーよりはマシかなぁと思います。
しかし塗膜が厚くなってしまったせいで余計にエッジがダレてしまったのは痛恨の極みです(~_~;)

4・スライドシャーシ変更&バックプレートステップリング

これは、Guarderの軽量スライドシャーシに変更してます。
このスライドシャーシ、標準でスライドバックプレートが別体な上にバックプレート自体も実銃と同じポリマー製なので、作動製向上とリアル外観化が同時に行えるというスグレモノです(^_^)
で、当然このポリマー製のバックプレートにはステップリング。
これでサイトをのぞいた際のみてくれがリアルになりました(^_^)

5・エキストラクター塗装&研磨

実銃のグロックではこのエキストラクター、各パーツの色が異なり、一部シルバーになってます。
ので、マットブラック塗装後ピン部分を研磨してシルバーに。
これでまたひとつリアルになりましたね(^_^)
ここら辺はエキストラクターを別体、しかも金属で作ってくれたことに感謝ですw

6・リコイルスプリングガイド&リコイルスプリング変更

このBLU、標準でついてるリコイルスプリングガイドがISMIタイプなのはいいんですが、アレ、実物はロッド部分がステンレスの地色ままでして。。。
最近海外で非常にリアルなISMIタイプガイドロッドが出てたのを大量仕入れしてたので、そのうちひとつを導入。
これでまたひとつリアルにry

あ、リコイルスプリングについては後述です。

最後は、7・スライド内部一部研磨
これは、動きが多少渋かったスライドの内部を一部研磨して、作動性を向上させるための加工なので、見てくれのリアル化には一切関係ありませんw
一応、こんなこともやりました程度に書いておこうと思っただけなのでお気になさらずw

と、いうわけで、元と比べてだいぶんリアルに変わった(と個人的には思う)スライドさん。


では、次にフレームを見ていきましょう。

フレームの加工点は

1・各部リダクション
2・各部ステップリング
3・ステンレス製フレームピンに交換
4・LoneWolfタイプスライドストップ、キャッチに交換
5・リアルスタイルシリアルナンバープレートに交換

です
これまた結構手間かけてますねw

では、例によって詳しくご説明しましょう。

1・各部リダクション
まず、EMG SAI BLUを握って一番最初に感じたこと。
「角材か。。。」
実銃のTimberWolfフレームは各部がラウンド形状で非常に手にフィットするのに対し、Airsoft用は各部が鋭利でカクカクしており、そのままではお世辞にも握り心地がいいとは言えません。
特に凶悪なのがビーバーテール部分。
ので、トリガーガードのパーティングライン消し、マグキャッチ部のコメットカット手直しのついでに大幅に削り込み、かなり異次元の握り心地を実現しました。

もはや元のクソなグリップフィールは何処へやら、ですw
更に、前述のとうりパーティングラインも消してあるので握り込んだ際の肌触りも中々です(いよいよリアルには関係ないw)

2・各部ステップリング


これが一番大事ですよねw
SAIなグロックといえばもう、ステップリングですよw
ステップリングされてないSAIグロックなんて有り得ない (注:あくまで個人的な感想です)
前回言ったように、フレームのシボ加工は製品版の現行BLUのステップリングラインを中々正確にトレースしてたので、ステップリング時のガイドライン代わりになって非常に楽でしたw
どうです?もうこれだけでグッとリアルになったでしょう?
しかしまだまだ終わりません( ̄▽ ̄)

3・ステンレス製フレームピンに交換

これも非常に楽でしたw
元のピンを引っこ抜いて、GunsModifyのステンレスフレームピンに変えただけ。
しかしこういう細かい部分が大事なんです(私には)

4・LoneWolfタイプスライドストップ、キャッチに交換

形状がおかしかったスライドストップは社外製のリアル形状のものに変更。
ついでに、純正より操作性に優れるLoneWolfタイプのスライドキャッチ(スライドロックとも)に交換しときました。
この二つのパーツは地味によく触る箇所なので、操作性が良いに越したことはないです。
特にスライドストップは、「あの三角の凸がこんなに影響するんか?!」ってレベルで使いやすくなるので是非是非オススメです!

5・リアルスタイルシリアルナンバープレートに交換

これも、よりリアルなシリアルナンバープレートに交換しただけ。
これだけでまたリアルさが上がりますね(^_^)


さて、こんな感じでスライド、フレームなどをいじくったわけですが、ここからは非常に悩ましいものばかりでした。。。

というのも、バックストラップとマグキャッチ、素材が素材なのでいじくろうにも気が乗らないというか。。。
この二つはいずれ本物の真鍮から削り出し製作してもらうことにして、今回は以下のような感じでお茶を濁します。

改めて、次はバックストラップ、マグキャッチ、マグガイドです。

加工点は次のとうり

1・バックストラップ色調変更
2・マグキャッチ形状加工&塗装
3・マグガイド形状加工&塗装

1・バックストラップ色調変更
バックストラップのゴールドが明るすぎ、あまりにも縦線が目立って目に余ったので真鍮感を出すついでに、縦線が目立たなくなるよう色調を調整しました。

2・マグキャッチ形状加工&塗装
これは、昨日言ったとうり実用上の問題点があったので、刻印に気を使いながら形状加工、右側はガッツリ削ぎ落としてカクカクしたデザインにしてやりましたw

3・マグガイド形状加工&塗装

これは結構ガッツリブッた切りましたw
これでだいぶんシルエットは実銃に寄りましたね(^_^)
更に、マグ挿入口も一皮剥いてあるので、更に様々なマガジンに対応できるようになりました(^_^)

さて、では次にF/Rサイト、SAI ストレートトリガーです。

これも非常に悩ましかったんですねぇ。。。
現状、現行形状のSAIサイトは単品販売されていません。。。
ので、とりあえずGunsModifyのSAIサイトで妥協しておくことにしました。


まあ、CNC削り出しなだけあって純正サイトよりは遥かにマシですねw
ファイバーもしっかり赤です( ̄▽ ̄)

そしてSAI アルミ製ストレートトリガー

当初は一番安定しているGunsModifyの同モデルを付けていたんですが、ちょうどいいタイミングでBomberAirsoftが史上最もリアルな外観のSAIトリガーを発売したので迷わず調達。
しかしこれまたちょいと曲者だったので、綺麗に作動させるには多少の加工が必要でしたが、その価値はあったと確信してます( ̄▽ ̄)
トリガー固定用のピンから、刻印のフォントまで、ほんとによくできてると思います(^_^)

さてさて、最後はバレルですね!



バレルはこれまた昨日言ったとうり、形状も刻印もガタガタで使いもんにならんので、DetonatorのSAIタイプバレルにBlackの焼き付け塗装を施し組み込み!
フォントや形状も文句なしで、リアル外観の向上に一役どころか、三役四役かってそうです(^_^)

ということで、様々なパーツを交換し、加工し、調整してなんとか外観カスタムを7割がた終えたEMG SAI BLUさんでした。

それと、終わる前にもう一つ。

なぜリコイルスプリングを変えたか?ですが。

このEMG SAI BLU、国外の高圧グリーンガスで作動させることを念頭において設計されているため、各部のスプリングが強く、国内のフロンガスでは安定した動作が難しいです。。。
ので、中身のスプリングを全てマルイ準拠のレートのものに変更。
更に、すり合わせや各部内部パーツ交換などなど、見てくれだけでなく実射性能も向上してます(^_^)


さてさて、如何でしたでしょう?
昨日列挙したポイントはほぼほぼ改修できたというところでしょうか。

今回は「 ノーマルレングスバレルモデル 」を再現してみました。
まだまだやりたいことの100パーセントができてはいないので、完全に仕上がるのはまだ先かとは思いますが、それでもだいぶん実銃感が上がったと自負しています。

そんなわけで、今年の夏はこのBLUで暴れようと思いますw

それでは、最後までご観覧いただき有難うございました!  


Posted by Mr. " S "  at 06:45Comments(0)SALIENT ARMS INTERNATIONAL

2018年04月07日

EMG SAI BLU レビュー編(本番w)

どうもっ!Mr. “ S ”ですっ

さて、昨日の続き、というよりは本編に参りましょうw

EMG SAI BLUのレビューです( ̄▽ ̄)


このEMG SAI BLU、前回お話ししたとうり、EMGがSALIENT ARMS INTERNATIONALの正規ライセンスの下Airsoft化したものです。

では実銃のSAI BLUってどんなんよ?
というと

BLU(ブルー)は、G17サイズのカスタムモデルで、製品名に色モチーフの名がついたSAIのハイエンドシリーズの一つ。
SAIのカスタムグロックの中でも「 コンプリートモデル 」とも言える存在です。
従来の、ユーザーからベースガンを預かりカスタムする、というのではなく最初からSAIのファクトリーで組み上げ、カスタムされています。
特徴的なゴールドのバックストラップとマグキャッチは真鍮からの削り出し。
ロアフレームには、LoneWolf社のTimberWolfフレームを使用しており、握り心地もバツグンで1911に近いグリップアングルからグロックの泣き所の一つを潰せるフレームとして人気の高い製品です。
また、他のSAIカスタムと同様、アルミ製のSAIストレートトリガー、SAI F/Rサイト、ステンレス製フレームピン、ISMI社ステンレスリコイルガイドロッドなどなど数多くのカスタムパーツがふんだんに奢られています。

とまあ、SAIグロックの決定版!ともいうべきフラッグシップモデルな訳ですね。

さて、このSAI BLU。
いくつかのバリエーションがあります。

サイレンサー対応のネジが切ってあるスレッドバレルモデル。

ノーマルより少し長いブルバレルモデル。

ほぼノーマルと同寸のノーマルレングスバレルモデル。


こんな感じに、現行の製品版は基本的にはバレルの違いのみですね。
ただ、これまでにはいくつかの世代があります。

最初期のモデル、試作段階のBLUです。

バレルは一昔前の「通常フルート」にレーザーマーキングなストックレングス、マグガイドも無く、フレーム右側には「 SALIENT 」の堀りが
更にマグキャッチはまだポリマー製で、バックストラップも現行のボールタイプでは無く通常のチェッカリングになってますこっちのが滑りにくそうだけど

ここから少し進化したのがこの2世代目


バレルはちょい長のブルバレルに、フルート形状も通常フルートから現在のBOXフルートに変わりました。しかしまだ刻印はレーザーのままですね。
マグキャッチも形状は微妙に異なるものの真鍮製に変わり、マグガイドも社外製ではありますが実装されました。
だいぶん現行に近づいてきましたね。

そして、ほぼ完成形になったのが3世代目

バレルは現行の「 SAI MATCH GRADE GLOCK BARREL 」に。
BOXフルートで、刻印も深堀の現行バレルですね。
バックストラップ、マグキャッチも現行同様の形状に変更、合わせてSAIオリジナルデザインのマグガイドも製作、実装されてます。
しかし、まだフレーム右側の「 SALIENT 」の堀りもあり、トリガーガードのカット形状やステップリングの範囲も現行品とは異なります。

蛇足ですが、BLUの兄弟モデルでG19サイズの「 BLU-Compact 」なんてのもあったりします。(写真右側)


さてさて、長くなりましたが、これらの経緯を経て現行の完成した製品版が出来上がったわけですね。

で、本題のEMG SAI BLUですが、これらから解るとうり、現行の製品版をモデルアップしてます。

早速大まかなシルエットを見ていきましょう。


パッと見、よく再現できています。
特徴的なバックストラップやマグキャッチ、スレッドバレルやスライド、フレームなどなど。

しかし
わたくし、ことSAIに関しては非常に辛口ですから(聞いてない)

ではネチネチと見ていきましょうw

まずはスライドから。



セレーションの本数は合ってますね。
刻印も、まあ一応は。。。
各部のコーナーカットも一応はしてあります。
また、製造がWE系なだけあって、エキストラクターが標準で別体なのは良いですね(^_^)
更に、スライドバックプレートにはSAIのロゴ入りんなことするぐらいなら実銃どうりポリマーにしとけ


それと、リコイルスプリングガイドロッドはISMIタイプになってます数少ない評価ポイント

が、しかし

まずセレーションの角度、位置がビミョーに異なります。

また、コーナーカットも角度が異なったり、そもそも忘れられている部分も。。。
更に、スライドバックプレート。。。

金属製なため実銃どうりのステップリングができません。。。

また、トップホールの形状も微妙に違う。。。

で、決定打なのはスライドの色味とシャープさ
色味はいつものWE系独特の、グレーがかった青。

実銃では画像のように美麗なDLCコートで現代的なガンブルーなのに対し、コレですよ(これもコスト的に仕方ないのか。。。)
更に、CNC削り出しな実銃と違い金型製造なので各部のシャープさが今一歩足りません。。。

というわけで、雰囲気こそBLUなものの、私は改修決定ですね。

お次はフレーム



ハンドメイドでないと厳しいステップリングを、粗めのシボ加工という形でアレンジしてますね。
これはこれで滑り止め効果もしっかりあり、ビジュアル的にも何もないよりはマシでしょう。
シボ加工の範囲も実銃のステップリング範囲に準拠してるし、吊るしの量産品としては及第点かな
更に、金型ではありますが各部のリダクションも”一応”は再現


フィンガーチャンネルもキャンセルされ、トリガーガードのハイグリップカット、サポートハンドレストカットも再現。
マグキャッチ部のコメットカットも再現はされてます。
フレームピンも3本と一応再現。LoneWolfのスライドストップも一応は再現。
それと、何気にフレーム左側の刻印はバッチリ再現!

ここだけはよくやった!よくやったぞEMG!
シリアルナンバータグも

こんな感じでSAIをイメージしたナンバーが入ってましたw

が、しかし

BLUにステップリングされていないなんてのはもうありえない。。。
また、実銃ではステンレス製でシルバーに輝くフレームピンも黒。。。
せっかくやるんなら無処理のシルバーのままだったらよかったじゃない。。。
そして、LoneWolfタイプのスライドストップも形状がおかしい。。。

更に、金型製造上仕方ないとはいえ、実銃ではハンドメイドで削り落としている部位にパーティングライン。。。


もっと言えば、トイガンサイズなんで仕方ないっちゃないんですが、各部の削り方やシルエットが若干異なります。

そんなわけで、ここら辺諸々改修要項に追加ですね。

お次は、バックストラップ、マグキャッチ、マグガイド。
あとついでにマグベース




バックストラップ、マグキャッチは真鍮製!かと思いきや。。。
フツーに亜鉛合金。。。
まあちゃんと金色やし、多少はね。。。

ただ、バックストラップは実銃と同じ縦13列横7列の堀を再現。
これは上出来(^_^)

マグガイドは割としっかりした感じ。






固定法は、実銃と同じくグリップエンドの凸にはめ込んだ後、バックストラップ後端にネジ止め。
ここら辺は一応リアルなのな

マグベースは実銃と違いプラ製ではあるが、形状はまあAirsoft用としては及第点。
刻印もVTAC関連が厳しかったのか実物と違い両方SAIロゴw

まあいいんでない。

が、しかし

バックストラップは謎の縦線が走りまくってる^^;

何?これ何?
滑り止めのつもりだろうけど、そもそもこの形状にさほど滑り止め効果なんてないのよ。
実銃じゃ発射時のリコイルをマイルドにするためのウェイト調整の用途が主だし、ここは素直に実銃どうりにしてくれればよかったのに。。。

マグキャッチは形状がおかしい。。。
本来、ハイグリップカットの効果でグリップ位置が高くなった都合上、マグキャッチもナナメな形状になってて、握り込んでも痛くも無く、不意にマグリリースすることもないようデザインされてるのに。。。


こいつはそんなこと御構い無しでガッツリたいらですね^^;
握ると当然中指付け根が痛いし、マグリリースしまくり。。。
これは実用上の問題点なんじゃ。。。
しかも、裏側も実銃と違いラウンド形状

実銃だとここがカットされててSAI独特の角ばったデザインになってるんですが。。。


マグガイドはシルエットがおかしい。。。


実銃よりも微妙に太く、既存のAirsoft用を切って引っ付けた感が拭えない。。。
で、私のように形状にはそこまでこだわらない方にも問題になってくると思うのは
「 挿せるマグ 」
ですよね?

で、手持ちのマグを色々さして見ました

ストックマグバンパー

Prowin TTIタイプエクステンデッドマグ

ReadyFighter Arredondoタイプ

とまあ、概ね問題なさそうです。
因みに、NOVAやらのリアルタイプなTTIマグベースは固定用ピンを削ればいけました(^_^)
しかし、ReadyFighterのSAIタイプマグベースは。。。

ロック位置まで挿さりませんでした。。。

とまあ、これらもガッツリ改修ポイントですね。。。

さて、お次は F/Rサイト、SAI ストレートトリガーを見ていきましょう


まず、SAIタイプのサイトですが。。。
ま、まあ一応形状は再現できてますね。。。
刻印も一応は入ってます

まあ、色々と気になる点は多いですが。。。
で、トリガーですが


一応は金属製、動きもまあ、問題なし
シルエットも悪くはないですね、刻印も両側入ってます。

が、しかし

Fサイトはファイバーカラーが違う。。。
グリーンの方が視認性が良いなんてのは関係ない
Rサイトには位置固定用(Airsoftではダミーですが)のスクリューが二箇所とも無い。。。
さらにF/Rサイト共に実銃とは形状が異なります。
そもそもSAIのF/Rサイトはこれまたバージョンが2つありまして。
GunsModifyなんかがモデルアップしてる、Rサイトの上部に切り欠きがない初期型と

このように上部の一部分に切り欠きがある現行型(AirsoftではPRIMEのTier 1 Utilityなどが再現してる)
で、実銃のBLUについてるのは当然この現行型なんですが。。。

ストレートトリガーはそもそも形状が違う。。。
刻印のフォントや、トリガーに刺さる2本のピンも違うし、引きしろ調整もきかないという。。。

まあ、ここら辺ももちろん改修はしますが、いずれは一から削り出して完璧なものを拵えたいですね。

さて、最後はバレルですね。



一応、刻印は現行型を再現。
バレルのBOXフルートも再現はされてます。

で、個人的に頑張ってるなぁと感じたのが
WEお得意のサイレンサーアダプター対応アウター、今回はこれに14mm正ネジのサイレンサー対応アダプターが標準で付属、更にSAIタイプのネジカバーも付属することで、上述の「スレッドバレルモデル」と「ブルバレルモデル」の2つのスタイルで楽しめます(^_^)



が、しかし

そもそもチャンバー部の形状が実銃とは全くと言っていいほど異なる。
各部刻印のフォントや、位置、サイズなども違いますね。。。
また、せっかく付属するネジカバーも形状が異なります。。。
まだまだありますが、まあこのぐらいにしときます^^;

これも無論改修箇所ですね。

さて、こんな感じで予告どうり怒涛の批判ラッシュになったEMG SAI BLUレビューですが、ここまで書いてて「Airsoftガン的なこと」をいってないのに気がつきまして。

このBLU、基本的な内部はいつものWEよろしくマルイコピーですね。
で、分かる方はわかると思うんですが、これまた細部がマルイとは異なりますのでご注意






因みに、こんな感じでマルイベースでイジってるSAI G17 Tier 2 TimberWolf Flameのフレーム、スライドとスワップしてみたところほぼ問題なく動作しました。
ので、気になるパーツはマルイさんの(マルイ用社外パーツも含め)ととっかえるのもアリですね(^_^)

さて、次回はいよいよ「リメイク編」!
このように酷い有様なEMG SAI BLUがどう変わるか、乞うご期待
(と自分でハードルをあげて後に苦しむことになる)

それはさておき

ここまで散々ボロクソ言いましたが、苦労してこのSAI BLUをモデルアップしてくれたEMGには感謝してます(^_^)
これらはあくまで(異常な)SAI狂から見た場合の評価ですので、フツーに使う分には良いトイガンだと思います。
ので、あまりお気になさらず「すんげぇ細けぇことネチネチ言ってるアホがおる」ぐらいに思っといてくださいなw

では
最後までご観覧いただき有難うございました!  


Posted by Mr. " S "  at 04:54Comments(2)SALIENT ARMS INTERNATIONAL

2018年04月06日

EMG SAI BLU レビュー編(の導入)

どうもっ!Mr. “ S ”ですっ

さて、今日は最近国内でも本格的に出回りだした
EMG SAI BLUのレビュー編(導入)です!


何故『 レビュー "編" 』なのかというと。。。

私、Mr. “ S ”がSALIENT ARMS INTERNATIONAL大好き人間なのは周知の事実かと思います。

そんな私、なるべくならトイガンに実銃感を持たせたい人種です。
まあ、大体の方がそうだと思うんですがw
で、言われなきゃ気にならないような、非常に細かい部分、「ソコまで気にする?!」ってなところまで気になったりする性分なんですね(^◇^;)

そこで、今回のEMG SAI BLU問題ですよw

そもそもEMG SAI BLU、EMGがSAIからのライセンスを受けてAirsoft化するシリーズのうちの一つなわけですけれども。。。
まあ、分かる方はわかると思うんですが、EMGの「SAIシリーズ」毎回のようにマテリアルメーカーが異なります(^◇^;)
M&P9はVFC系

GRYはG&P

M870はAPS

REDはAW(WE系)

海外では他にも
G17 Tier 1、G34 Tier 1、SAI 2011などなどチラホラ出てますが、もっぱらどれも中華メーカー。。。

それでも外観、中身共にクオリティが高ければいいんですが、まあそんな訳もなく^^;
大体は中身調整しないと使いもんにならんようなのが殆どです。。。

作動やレスポンスは、まあ海外製ですし、なんなら自分でチューンすれば良いのでそこまで気にはしてません。
が!
正規ライセンスの下で、なんならSAI監修の下で作ってるのに、外観のクオリティが低すぎる!
それが私がEMGのSAIシリーズが苦手な原因の一つです。。。

確かに、ハンドメイドでないと質感的に厳しいグリップのリダクションやステップリングなんかは仕方ないと妥協します。
そこらへんは自分でやるなりショップに頼むなりすればいいわけですから。
むしろそのままにしてもらったほうがありがたい。
その点、M&P9は評価できるんですが、例えば、最初から金型でどうにかなるような部分
REDが正にそうですが、SAIの大きな特徴とも言えるトリガーガード付け根のハイグリップカットがない。。。
他にも、バレルの刻印が深掘りになってたり、シリアルナンバー部の刻印が無い、グリップエンドの形状、Fサイトのファイバーカラーが異なる、更に4インチモデルに関しては、バレルレングスが異なるなどなど、外観の上で「なんとかできたであろうこと」ができていない。

しかも、画像のテストモデルではシリアルナンバーもあり、4インチモデルも実銃と同じバレルレングスで、バレルの刻印やスライドのサイドポリッシュも完璧でした。
それだけに製品版で「ダウングレード」してきたのが残念でならないところです。
そんなんで結局REDも自分で色々イジりましたしw(ハーフメタル化含め)
と、まあGRYやM870にも言えることですが、ほんと、リアル派には到底そのままでは満足できないものばかりです。。。

まあ、吊るしの量産品、しかも中華に製造委託してる訳ですから、諸々の事情があって(コスト削減やAirsoft化に際して意図し形状等を変更している場合)実銃との差異があるのは仕方ないことではあるんですが、それでも、コスト面や形状などの強度面から見ても「何故そうなった?」という部分がかなり多いんですね(^◇^;)

それでも、形状的な出来で言えば正規ライセンスですから、他のコピーより優秀なところも確かにあります。かなり少ないけど
しかしやはりそのままでは(内外装ともに)よろしく無いのが実情

ので、あくまで私はこれらを「ベースガン」として扱ってます。
形状はある程度できあがってるので、一手間かければ遥かによくなりますしね( ´ ▽ ` )

ということで、今回は
「レビュー編」
とそれを元にMr. “ S ”が各部をイジってよりリアルにする
「リメイク編」
に分けることにしました。

さて、そんな訳で前置きのつもりが書いてるうちにクソ長くなっちまったので、今回は導入ということで、次回よりSAI狂から見たEMG SAI BLUのレビューをしていこうと思いますw

まあ、今回の記事でお察しのとうり、怒涛の批判ラッシュだと思うので、苦手な方はお気をつけて(^◇^;)

最後までご観覧いただき有難うございました!
  


Posted by Mr. " S "  at 06:20Comments(0)SALIENT ARMS INTERNATIONAL

2018年04月05日

SCAR-L M-LOK

どうもっ!久方振りの Mr. “ S ”ですっ!

いやぁ、最近は殆どTwitterばかりですっかりミリブロをほったらかしで。。。
(更新するのが億劫だったなんて口が裂けても言えない)

さて、ミリブロ再開一発目のお題は!
タイトルにもあるとうり、皆んな大好きSCAR-L

いきなりの完成画像ですが、このSCAR、組みたいと思ったのは去年の10月ごろ。

この画像を見て発作的な物欲が発生したのがことの起こりなわけですねw

最初はベースガンを次世代にしようかなんて思ったりもしましたが、レイルセクションの取り付け以上にACRストックの加工が非常に面倒だと思ったので、大人しくポン付けできるWEのGBBに落ち着きました。

更に参考にした画像がこちら


そもそも、これらの実銃画像のように実物をつけまくる予定だったので
「まぁそんなもんをフィールドで振り回すことはなかろう」
つーことで、GBBでも支障は無いという結論に達したわけですねw
それにWEなら作動もまあまあイケてますし。

その後は諸々輸入したり加工したりでなんとか完成。
具体的には、アッパーの一部をレイルセクションに合わせて切除、掘り込み、フィッティング。
ただ、固定に使うネジがそもそも削り込んだ部位についてたので、裏打ちして固定。
それでも若干ガタが出ちゃったので、漢の瞬接でキメましたw
ただ、トイガン寸法な都合上どうしてもスキマが空いちゃってたりするのが痛恨の極みです。。。



しかし、WEのM4系はSTD電動のマグが刺さるので撮影時にカッコついて良いですよねw

で、ベースガンにしたWE SCARは民間仕様のリアル刻印モデルを使用。
白いFNの刻印がブラックな本体に挿し色になる感じでいいアクセントになってるかなぁ、なんてw


ただ、民間仕様とは言えセレクターはバッチリフルオートに入っちゃうので、カスタムセレクターに変えるついでにフルオートをキャンセル!


更に実銃の民間仕様のものと同じセレクターポジションになるようにして見ました。

今はトップ画像のセットアップに落ち着いてますが、当初はこんなセットアップでした。
M-LOKなんで、各種(今風の)オプションパーツの選択肢が広いのがイイです( ´ ▽ ` )





さて、そんなわけで久しぶりの投稿でした。
最後までご観覧いただき有難うございました!







  


Posted by Mr. " S "  at 04:25Comments(0)